全国大会へ向けて意気込む昭道館池内道場の女子中学生4人と池内貴憲館長(左端)=ひたちなか市湊中央町

柔道の中学日本一を決める第55回全国中学校柔道大会(20～23日、長野県)に、茨城県ひたちなか市湊中央の昭道館池内道場に通う女子生徒4人が出場する。4人は連日猛練習に打ち込み、団体、個人とも「日本一を目指す」と意気込む。 全国大会に挑むのは阿部瑠梨華さん(市立那珂湊中3年)と竹内梓さん(同2年)、大塚葵さん(同)、大内花恋さん(市立美乃浜学園8年)の4人。大会には「同道場」として出場し、3人制の団体は、補欠を含めて4人で臨む。 個人は阿部さんが70キロ超級、大内さんが70キロ級、大塚さんが44キロ級にそれぞれ出場する。 阿部さんは「自分の柔道をして日本一になりたい」、大内さんは「どんなに強い相手でも怖がらず、攻めの柔道を貫く」と強調。大塚さんも「悔いの残らないよう全力で戦う」と意気込む。団体のみの出場となる竹内さんは「チームに勢いを付けられるよう頑張りたい」と力を込めた。 4人を指導する同道場の池内貴憲館長は「落ち着いて自分の力を出せれば上位に食い込める。4人とも着実に成長し、調子も上向いているので、期待したい」と話した。