半導体関連の大穴「超純水」銘柄の株価が明暗分かれたワケ
AIやChatGPTの開発競争で超純水装置の需要はますます高まる(写真:野村マイクロ・サイエンス提供)
6月に入って連日、バブル後の最高値を更新している日経平均株価。足元の上昇相場を牽引しているのが、アドバンテスト(6857)やSCREENホールディングス(7735)をはじめとした半導体関連銘柄だ。 そして、半導体株高は上記のような装置メーカーからジワジワと影響範囲を拡大。周辺の関連産業にも株高の波が押し寄せてきている。その一例が、半導体の製造に欠かせない「超純水」だ。 超純水装置の大手メーカーである野村マイクロ・サイエンス(6254)の株価は、4月26日の3750円を直近の安値(終値ベース)に、6月6日には6530円まで上昇。1カ月ほどの間で実に7割超の値上がりを記録し、上場来高値を更新している。
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種市 房子