阿部一、五輪連覇へ手応え 柔道GS帰国、斉藤も自信
柔道のグランドスラム・アンタルヤ大会に出場した男子のパリ五輪代表内定選手が2日、羽田空港に帰国し、66キロ級を全5試合一本勝ちで制した東京五輪覇者の阿部一二三(パーク24)は「自分らしい柔道ができた。(五輪へ)良い状態で仕上げられる」と手応えを語った。 圧倒的な強さを誇り、2019年8月を最後に負けがない。それでも「五輪が全て。気を抜かずに自分自身と闘い、追い込んでいきたい」と意欲をみなぎらせた。 100キロ超級の斉藤立(JESグループ)は決勝で五輪制覇2度のテディ・リネール(フランス)に惜敗。悔しい結果にも「負けた試合で自信がついたのは初めて。まだ伸びしろはある」と前を向いた。