デフリンピック、エンブレム決定 人のつながりや桜をイメージ
2025年に東京で開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に向け、全日本ろうあ連盟と東京都は3日、大会エンブレムを決定した。人のつながりの輪や手、桜をイメージしたデザインで、聴覚障害のある大学生が制作。最終候補3作品の中から都内の中高生65人による投票で選ばれた。 制作した筑波技術大4年多田伊吹さん(21)は、大会に触れてほしいとの思いや、交流の輪が広がった先に未来の花が咲くとの意味を込めたと説明。「うれしい気持ちでいっぱい。デフリンピックを世界中の人に知ってもらいたい」と話した。