福島第一原発２号機で取り出された燃料デブリは、国の分析施設へ運び出すため測定作業が進められています。 東京電力は７日、燃料デブリが入った容器を専用のコンテナに収納し、原発事故が起きてから初めてとなる燃料デブリの試験的な取り出しを完了させました。 東京電力は７日から取り出した燃料デブリの重さを測定するなど、分析施設に運び出す準備を進めていて、８日は午前９時ごろからデブリから発生する水素の濃度を測定しています。 この測定作業は早ければ８日終わる見通しで、測定結果に問題がなければ今後、詳しい分析のため茨城県にある国の研究施設へ運び出す予定です。