御嶽海2敗守るも左脚負傷「気づいたら痛かった」 支度部屋ではアイシング
◆大相撲 ▽夏場所8日目(19日、東京・両国国技館) 元大関で西前頭7枚目・御嶽海(出羽海)は2敗を守ったが、アクシデントに見舞われた。東同10枚目・湘南乃海(高田川)を相手に左を差した。回り込もうとする相手を押し出し。首位の一角を引きずり降ろす形となった。だが体がひっくり返るように転落した土俵下でしばらく動けず。左脚を引きずり、付け人らの肩を借りながら花道を下がった。 支度部屋では赤く腫れ上がった左太もも付近をアイシング。土俵下まで落ちた場面で痛めたとみられるが、「自分でも(どこで痛めたか)わからなかった。気づいたら痛かった。打ち身だろうけど。ちょっと嫌ですね」と説明。ただ、ここまで好調を維持しており、手応えはある様子で「体は動いている。しっかり治して」と話し、会場を後にした。
報知新聞社