最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング7位。「世代最強」の評判に陰り? 昨年大怪我した逸材
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は4月15日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
7位:半田陸 生年月日:2002年1月1日(22歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 所属クラブ:ガンバ大阪 2024リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト モンテディオ山形の下部組織で育った半田陸は、2019年にトップ昇格を果たしてJ2で経験を積み、2023年からガンバ大阪でプレーしている。 この年代の右サイドバックで突出した実力があると期待されてきた半田だが、2023シーズンは苦難の連続だった。ガンバ大阪でもすぐにレギュラーになって、3月にA代表招集も受けたが、7月には腓骨を骨折して長期離脱を強いられている。 シーズン終盤に復帰した半田は、2024シーズンに入ってコンスタントに出場しているが、京都サンガF.C.戦では、右サイドの守備で振り切られるシーンもしばしば。先月行われたU-23マリ代表とのテストマッチでは、攻撃で迫力のあるオーバーラップがあったものの、守備で後手に回ることもあり、あまり好印象は残せていないだろう。 それでも、半田はパリ五輪世代の右サイドバックで日本屈指の選手であることに疑いの余地はない。まだまだ価値を高めていくポテンシャルがあるはずだ。
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