中村紀洋氏

　近鉄などでプレーし、NPB通算404本塁打を放った中村紀洋氏（50）が、21日放送のTBSラジオ「SPORTS　BULL　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜前7・00）にゲスト出演。パ・リーグで「台風の目」となりそうなチームに言及した。 【写真】近鉄時代にドジャースキャンプに参加し、トミー・ラソーダ氏（右）から声をかけられる中村紀洋 　この日は石橋とともに今季のパ・リーグについてトークを展開。中村氏は投打ともに選手層の厚いソフトバンクが優勝の大本命と予想した。 　その上で気になるチームとして「日本ハム」を挙げ「結構、見てると野球をしてるなって思うんですよ。ちょっと開花するんじゃないかなと」と期待。「教え子たちも行ってるので頑張ってほしいんですよ。郡司くん、あとマルティネスも」と中日でコーチとして指導していた郡司、A・マルティネスが移籍したことから注目しているとした。 　中村氏は郡司について「これからです。勝負強いんですよ、彼は。頭が良いんで」と指摘。そして、日本ハムを「優勝があるかもしれない。上手くかみ合えば。でも基本的にはソフトバンクが力的に上なのかなって思いますけど、何かが起きれば新庄さんがガッて行くんじゃないかなって」と、波に乗れば優勝争いできるのではと予想した。