福山雅治の記念ライブ鑑賞の川淵三郎、長崎新スタで「初めて見た」ものは?「Jリーグをあるべき姿に改善しようとする姿」に感銘
「日本にもこんな施設ができたことが本当に夢のよう」
V・ファーレン長崎の新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」がついにオープンした。 【画像】新たな時代を告げる長崎の新本拠地”ピースタ”開演! 通称“ピースタ”は通販大手『ジャパネットグループ』で地域創生事業を担う『リージョナルクリエーション長崎』が、総工費およそ1000億円をかけて開発した「長崎スタジアムシティ」の一部。ホテル、ショッピングモール、オフィスビルなどと一体になっており、大型複合施設として1日中楽しめる。 オープニングマッチとして行なわれた10月6日の大分トリニータ戦(J2第34節)では、V・ファーレンが4-1の完勝を収めたなか、13日には福山雅治さんがこけら落としライブを実施。地元のスーパースターの圧巻のパフォーマンスにより、大きな盛り上がりを見せた。 Jリーグの初代チェアマンやJFA会長を務め、日本サッカーの礎を築いた川淵三郎氏も現地で満喫したようで、Xで次のように報告した。 「長崎スタジアムシティにきています。今夜は福山雅治さんのこけら落としライブです。高田社長からご招待を受けてこの場にいることに感動し興奮しています。コンサートの時は芝生が完全に覆われています。初めて見ました。日本にもこんな施設ができたことが本当に夢のようです」 川淵氏はライブ翌日、同所でのオープニングセレモニーに参加。そして再び、こう綴った。 「オープニングセレモニーの時高田社長と話ができました。今、Jクラブはアウェーのチームを差別化しているところが多いようですが長崎は平等で、試合が終わった後100人くらい入れる家族やファンとの交流の場所も用意してあるそうです。Jリーグをあるべき姿に改善しようとする姿に感銘をうけました」 1993年に10チームで産声を上げたJリーグはいまや、3つのカテゴリーに分かれ、60チームにまで増えた。その間、変革が繰り返されてきたなか、長崎による新しくも伝統的な取り組みは、間違いなくJリーグをより魅力的なものにしそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部