震災で失われた“みどり”再生へ 高校生が被災した沿岸地域で環境整備活動〈仙台〉
仙台放送
震災で被害を受けた沿岸地域のみどりを復活させる取り組みの一環として地元の高校生が荒浜地区で環境整備活動に取り組みました。 これは、東日本大震災で被害を受けた沿岸地域のみどりを再生させようと、仙台市が地元の企業や学校と取り組んでいるものです。 11月4日は仙台一高の硬式野球部の生徒37人が若林区の荒浜地区で活動を行いました。この一帯は、震災前は海岸林でしたが、津波で失われ、今は外来植物のセイタカアワダチソウが生い茂っています。生徒たちは深く張った根を引き抜いて駆除していきました。 生徒 「普段からトレーニングしているが、比にならないくらい大変です。これからもこの作業は伝統として続けていきたい。この地域の活性化のためにこのような活動ができてうれしい」 また、4日は新たに「エゴノキ」の若木、1本を植えました。活動を行なった仙台一高・硬式野球部は今後も取り組んでいくということです。
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