シャリオ クロニクル|「最初は父に譲ってもらいました」シャリオの巣窟の主に、事の顛末を語ってもらおう
多人数乗車といえばキャブオーバーのワンボックスしかない80年代初頭。当然ながらミニバンという言葉もないこの時代に、ライバルの日産・プレーリーとともに新たなジャンルを切り開いた偉大な三菱・シャリオ。今ではマイナーな存在になってしまったが、日本一のシャリオマニアのもとを訪れ、初代を中心にその足跡をたどってみよう。 今ではマイナーな存在になってしまったが、日本一のシャリオマニアのもとを訪れ、初代を中心にその足跡をたどってみよう 【シャリオ クロニクル】 これだけのシャリオを集めているのは、双子の兄弟(今回は都合により弟のみ出演)。それにしても、失礼ながらもハッキリ言ってこんなマイナー車を集めているのはなぜなのか。 どこに魅力があるのか。「もともとは父が乗っていたんです。免許を取ったときに家にあったから普通に乗っていました。それがきっかけと言えばきっかけですが、とくに理由はないんです」とオーナー。「父は少し変わっていて、シャリオの前はSA22CサバンナRX-7に乗っていました。そこからシャリオに乗り換えですからね。デザインにこだわりを持っていたみたいです」。 そんな父から受け継いだというのが中央の赤いシャリオ。どうしてこんな状態になってしまったのか……その顛末を話してもらった。 初出:ハチマルヒーロー2017年7月号 vol.42 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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