伊勢「アケノスピード」全日本バイク鈴鹿最終戦 JP250岡田陽大優勝
伊勢市の2輪チーム「AKENO SPEED(アケノスピード)」(伊勢市小俣町)が10月26・27日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市、1周5,821メートル)で行われる「2024第56回 MFJ全日本ロードレース選手権」シリーズ第8戦・最終戦に挑んでいる。(伊勢志摩経済新聞) 【写真】【その他の画像】アケノスピード岡田陽大選手がJP250クラスで優勝 伊勢市出身の稲垣誠さんが監督兼オーナーを務める同チーム。2015(平成27)年から独立チームとしてこれまで「全日本ロードレース選手権」ほか、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」「アジアロードレース選手権」などのバイクレースにプライベーターとして参戦。今シーズンは全日本レースに集中し、井手翔太選手がST1000クラス、伊達悠太選手がST600クラス、津田雄飛(ゆうと)選手がナショナルJP250クラスに参戦。新たに京都出身の堀井颯太選手がST600クラスに、奈良出身の岡田陽大(ひなた)選手がインターJP250クラスに出場しチームに加入した。 JP250クラス予選レースで岡田選手が、2分28秒959のタイムをマークし43台中トップタイムで同日開催の決勝レースポールポジションを獲得した。津田選手は予選タイム2分32秒385で16番手(ナショナルクラス7番手)。JP250クラス決勝レースでは、岡田選手がトップグループを引っ張り、7台が最終ラップまで争う大混戦となったが、岡田選手が8周を20分13秒220でチェッカーを受け、ポールトゥーウィンを決めた。 岡田選手は、奈良県生駒市出身。近くにサーキットを持つ「スポーツランド生駒」(四條畷市)があったことからバイクに興味を持ち、ミニバイクに乗る体験会に参加したことがきっかけで小学1年からバイクに乗る。HRS(ホンダレーシングスクール)卒業生。現在17歳。 26日に行われた予選レースでは、井手選手は1周を2分9秒154で8番手、伊達選手は2分11秒239で3番手、堀井選手は2分14秒043で16番手に。
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