高橋藍・西田有志の両エースへの熱視線!世界的なバレーボール人気を追い風に開幕を迎える「SV.LEAGUE」に集結する男子日本代表の面々
日本人選手の躍動がいまだ記憶に新しいパリ五輪において、地上波TV放送の最高視聴率(男子準々決勝・日本×イタリア)を叩き出すなど、とりわけ高い人気を誇ったバレーボール日本代表戦。 【写真を見る】高橋藍選手が新加入!昨シーズンのV1王者・サントリーサンバーズ大阪 特に、絶対的キャプテン・石川祐希、最強オールラウンダーと高評価を受けた高橋藍(※「高」は正しくは「はしご高」)、剛腕サウスポーの西田有志の"トリプルエース"を中心とした男子日本代表の人気は過熱する一方で、その熱狂ぶりはタイやフィリピンなどアジア中にも拡大している。 勢いそのままに10月11日(金)からは、日本国内の新たなトップリーグ「大同生命SV.LEAGUE」が始動。開幕戦となる「サントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオン」をはじめとする熱戦の模様が、フジテレビ系地上波、CS放送フジテレビONE・NEXTで放送される。 ■セリエAから帰還した高橋藍が昨シーズンの王者・サントリーサンバーズ大阪に加入! 今年開幕する「大同生命SV.LEAGUE」は、2027年シーズンまでの完全なプロリーグ化、2030年に世界最高峰のリーグになることを目指して、前身の「V.LEAGUE」を再編。2024-25年シーズンは男子10チーム、女子14チームが参戦し、頂を目指す戦いが繰り広げられる。 記念すべき開幕戦としてチケットが即完売するほどの大きな盛り上がりを見せているのが、熱狂的なバレー人気を牽引する高橋藍が新加入したサントリーサンバーズ大阪と、日本代表の一時休養を発表したことでも話題の西田有志が所属する大阪ブルテオンという好カード。 春高バレーの開催地でもある東京体育館で催されるこの試合は、多数の日本代表選手や、外国人枠の増加により世界有数のトッププレーヤーが揃うビッグマッチとなっている。 サントリーサンバーズ大阪で注目を集めるのは、やはり世界最高峰リーグのイタリア・セリエAから帰還した高橋藍だ。国内リーグ初参戦となる彼の持ち味は、冷静な判断から放たれる狙い澄ましたスパイクと、セリエAでのリベロ経験で培われた驚異的なレシーブ力。世界でも類を見ないとされる攻守のバランスが取れた"最強のオールラウンダー"であり、実兄・塁と同じアウトサイドヒッターとして、リーグ連覇の期待を背負う。 さらには相手の攻撃を読みシャットアウトする勝負強いブロックを武器に、大学2年生で代表に初選出された不動のミドルブロッカー・小野寺太志、ロンドン五輪で金メダルを獲得したロシア代表としても知られるオポジットのドミトリー・ムセルスキー(最高到達点はリーグ最高の3m75cm!)ら、各ポジションが充実した昨季王者に相応しい戦力を誇っている。 ■"怪物"西田有志、"最強リベロ"山本智大ら、実力派選手が揃う大阪ブルテオン 対する大阪ブルテオンの最注目は西田有志。186cmとオポジットとしては小柄ながら、そのハンデを覆す跳躍力をはじめ、MAX120km/h超のサーブ、ブロックを吹き飛ばす強烈なスパイクを生み出す圧倒的なパワー、チームを鼓舞し続ける最強のメンタル...と、"怪物サウスポー"の異名をもつエースアタッカーだ。 また、強烈なスパイクを拾いまくる安定感抜群のレシーブ力で"世界最強のリベロ"と称される山本智大、長い手足を生かした決定力のある速攻が持ち味のミドルブロッカー・山内晶大、パリ五輪では出場こそなかったものの"13人目のメンバー"としてチームを支えたアウトサイドヒッター・富田将馬ら、日本代表選手が多数在籍。世界トップレベルの激戦が期待される。 ■日本代表の司令塔!セッター・関田誠大率いるジェイテクトSTINGS愛知も戦力アップ この他にも、日本代表の"司令塔"として活躍したセッターの関田誠大が所属するジェイテクトSTINGS愛知には、3シーズンぶりに国内に復帰したオポジットの宮浦健人と、東レアローズから移籍したミドルブロッカー・高橋健太郎(※「高」は正しくは「はしご高」)が加入するなど、まさに群雄割拠。開幕戦以降も、世界を沸かせた日本代表選手が敵味方に分かれ、ぶつかり合う名試合が期待されている。"SV.LEAGUE元年"となった今シーズン、その盛り上がりが楽しみでならない。 文=HOMINIS編集部
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