“北衛星打ち上げ” 政府「失敗」と認識 林官房長官「今後も強行の可能性」
日テレNEWS NNN
北朝鮮が27日夜行った弾道ミサイル技術を使用した発射について、日本政府は「失敗」という認識を示しました。 林官房長官 「これまでに得られた情報を総合的に勘案しますと、昨日の発射は衛星打ち上げを試み、それに失敗したものであったというふうに認識をしております」 北朝鮮は「人工衛星」の打ち上げを予告して27日夜10時40分過ぎに発射しましたが、飛行中に空中爆発があったと発表しています。 林官房長官は「北朝鮮が今後も衛星打ち上げを目的とした発射を強行する可能性はある」とした上で、情報の収集分析、警戒監視に全力を挙げる考えを示しました。 また、木原防衛大臣は去年5月から続けている破壊措置命令と、それに基づく沖縄県などへのPAC3の展開などについては「予告期間にとらわれず適切に判断する」と述べ、当面、継続する考えを示しました。