イチゴの溺愛ソングを自作!“イチゴ愛”溢れる赤髪パパの正体とは?
そのため、一度はサラリーマンとして就職。しかし、初めて給料をもらった時、農業で4人の息子達を育て上げた両親の凄さを実感。酒井さん曰く「子どもたちをイチゴだけで、食べさせるってちょっとかっこいいな」と感じ、イチゴ農家を目指し始めた。去年10月からは両親から農家を受け継ぎ“社長”へ。現在は、家族とパート従業員、合わせて9人で63アールという広い面積で、紅ほっぺを育てている。
斬新なヘアスタイルからもイチゴへのアツい想いが溢れ出る酒井さんだが、“イチゴ愛”が強いあまり、なんとイチゴを歌ったオリジナルソングまで制作。オリジナルソングは、JAまつりなどで披露されている。
そんな“イチゴ一筋”な酒井さんを家族も応援。息子・天助くんは「かっこいいです」と父の魅力を嬉しそうに話す。また、妻・美咲さんは「(夫は)自分がこの土地を離れたら、イチゴの苗の様子が見られないからと言って、鹿児島に帰った時も1泊で帰る。それ(イチゴ)しか考えられなくて、他のことがおろそかになるぐらい」とイチゴにまつわるエピソードを明かした。続けて、「(それでも)イチゴ愛にあふれている彼が好き」と夫の一途な仕事っぷりに笑顔をのぞかせた。
家族に支えられながら、イチゴ愛を貫く酒井さん。今後の目標については、「子どもたちが僕のイチゴを食べて、『おいしい』と言ってくれるのがすごく嬉しい。『でかほっぺ』もそうですが、岡崎産のイチゴがもっと全国的に有名になっていけばいいかなと思います」と語った。