朝乃山、東前頭12枚目 初の全休から再出発 新番付発表
日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、朝乃山(30)=富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋=は東前頭12枚目となった。約3年ぶりに三役復帰した先場所は右膝を負傷して全休しており、悔しさを糧に休場明けの場所で活躍を誓う。 朝乃山は4月の春巡業中に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷を負い、全治3週間と診断された。けがでの全休は自身初めてとなった。万全を期すため休場を決断し、治療に専念してきた。6月18日からは相撲を取る稽古を再開。体の状態をみながら慎重に調整を進めている。 2年前の名古屋場所は、6場所出場停止の処分明けの場所で、7戦全勝して三段目優勝を果たしている。14日から始まる名古屋場所で再び上を目指す。