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ハンバーガー店に設置された防犯カメラの映像。11月2日午後11時40分過ぎ、突然怪しい光がともった。 【画像】犯行時間はわずか3分間…侵入から逃走までの一部始終 その1分後、ライトを持った人影が奥の部屋を横切った。すると店内に、懐中電灯を持ったヘルメットにマスク姿の人物が現れた。 その人物はそのまま一直線にレジの元へと向かい、なにやら物色を始めた。レジが空だと気づいたのか、何も手にすることなく足早に奥の部屋へ戻った。 別の防犯カメラは、犯人が窓を開けようとする姿を捉えていた。手には白い箱のようなものが見える。 犯行時間わずか3分。犯人は、窓を開けっぱなしのまま姿を消した。

「店のこと分かってるような感じ」

現場は、愛知県西尾市の街道沿いにあるバーガー店「Sundy's」で、釣り銭用の現金12万円が盗まれた。 ――犯人に見覚えはありましたか? 「Sundy's」オーナー　奥谷幸介さん: いや、まったくないですよね。おばちゃん風な感じでしたけどね。 うち（店）のこと分かってるような感じっぽかったんで。うち辞めた従業員いないんで、元従業員とかでは絶対ないですけど。 このバーガー店は営業中は明るく賑わっているが、店が閉まるとライトが消え、外からは何があるかあまり肉眼では見えない。また、店内も電気が消されて真っ暗になる。犯人はそうした状況の中、懐中電灯の明かりだけで侵入したことになる。

“立て付けの悪い窓”を知っていた?

さらに、侵入方法についても謎が浮かぶ。 奥谷さん: （窓の）鍵かかってたはずなんですけど。壊されてはないので、どういうことなのかなっていう感じですね。 犯人はどうやって店に侵入したのか?実は、この窓にはある秘密があった。 奥谷さん: 上にガンガンやったら開くみたいなことを（警察が）言ってましたね。 立て付けが悪かったのか、窓を揺らすと鍵が外れる状態だったといい、そのことは奥谷さんも警察に言われて初めて知ったという。 実は、この店は2024年8月にオープンしたばかりだが、以前は別の店が入っていたという。 ――造りは一緒なんですか? 奥谷さん: 全然変わってると思います。窓はそのままですね。 店舗の裏に立て付けの悪い窓があることを知っていた人物の犯行なのか。警察は窃盗事件として捜査を進めている。 （「Mr.サンデー」11月24日放送より）