利用者減少のJR木次線「出雲大東駅」をデコる人たち…「駅に関心を持ってもらい、地域の足として存続してもらいたい」
列車に乗ろうと、たまたま駅に来た親子もびっくり。 親子連れ 「可愛い。ハロウィンで良いですね。テンションが上がりますね。こういう飾り付け、イベントごとにされてるんですかね」 「ハッピーハロウィーン、ハッピーハロウィーン」 ゾンビメイクのスタッフを見た子どもはびくびく。 DSDスタッフ 「大丈夫だよ、どうぞ。ハッピーハロウィーン、ハッピーハロウィーン。あっお菓子どうぞ。怖がって、背中向けちゃった」 Q怖がってもらえたら? 「あっ、冥利、冥利。嬉しいです」 ドラキュラの仮装で撮影するのは、公式カメラマンです。 写真コーナーの女の子は、記念写真より隣で売っているアクセサリーが気になるようで。 親子連れ 「可愛いの、一杯。ああ本当だ」 DSDスタッフ 「ハッピーハロウィーン。皆さん、きょうは宝探しから始めます」 簡単なゲームがいくつも用意され、思い思いの仮装をした子どもたちがハロウィーン気分を楽しみました。 男の子と母親 「かっこいい」「嬉しいですね。でもなかなか、やっぱり田舎なので車移動なので、あまり駅に来ないので。もうちょっと栄えると嬉しいなと思います」 女の子連れの母親 「楽しかった」「嬉しいです。すごく久し振りに来たの」 Q子どもさんは列車は使う? 「いやまだ使ったことないです。初めてこの子も駅に来たので、すごい楽しんでると思います」 DSD深田雅美さん 「沢山お客さん来てもらって良かったです。駅に関心持ってもらったりとか、いろんな活動してるっていう所も、見てもらいたいし。クリスマスイベントもちょっと考えてますので」 ただ、DSDにも心配の種があります。活動費用の調達に加え、これまで出雲大東駅の指定管理を任され活動を二人三脚で進めて来た住民団体が、こちらも経費負担の問題もあって今年度一杯で撤退するのだといいます。 木次線の利用者増加が課題になる中、駅を舞台にしたユニークな活動の継続が期待されます。
山陰放送