「世界で最も美しい顔100人」に選出されたことも…美女優アデレード・ケインが持つ圧倒的なオーラ
アメリカでロングヒット中の医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」シーズン19に新レギュラーとして出演するアデレード・ケイン。演技の面だけでなく美形ルックスにスラッとした細身スタイルで、白衣姿でも“美女オーラ”が漂うフェミニンな魅力を兼ね備える彼女に注目した海外ドラマファンも多いはず。今回は、日本でもブレイク間違いなしのアデレードについて紹介する。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】白衣姿もバッチリ似合ってる…!アデレード・ケインの“グレアナ”劇中カット ■オーストラリアから米・ハリウッドへ進出 1990年8月9日生まれの33歳、オーストラリア出身のアデレード。オーストラリアといえば数々の名女優を輩出しており、ケイト・ブランシェットやミランダ・オットー、2023年に大ヒットした映画「バービー」に出演したマーゴット・ロビーなど、ハリウッドで人気のトップスターを誕生させている国だ。 アデレードも幼いころから演技を習い、子ども向け番組や舞台に立ち子役としてキャリアをスタートさせたという。高校生の頃、オーストラリアで長きにわたり愛され続ける人気ドラマシリーズ「Neighbours」のレビュラーキャストに抜てきされたことから、一躍人気となる。その後は、日本の特撮番組「スーパー戦隊シリーズ」をローカライズさせたアメリカのドラマ「パワーレンジャー・RPM」(2007年)に出演し、活動の場をハリウッドに広げ、女優としてのキャリアをさらに積んでいった。 ■“王宮メロドラ”でゴージャスなドレス姿を披露 そして彼女の魅力がハリウッドでも大きく注目されるきっかけとなった、代表作のドラマシリーズ「REIGN/クイーン・メアリー ~愛と欲望の王宮~」(2013~2017年)に出演し、主人公のスコットランド女王・メアリーを演じることになる。 同作は、16世紀のフランス王室を舞台に、アデレードが扮(ふん)したメアリーの人生を描く内容だ。王室で巻き起こる恋模様やさまざまな運命に翻弄(ほんろう)されながらも、欲望まみれな王宮内をサバイブする女王の姿が映し出される。劇中では絢爛豪華なドレス衣装をまとい、若き女王が持つ圧倒的な高貴さを醸し出す姿は、アメリカのティーン女子たちの心を鷲づかみに。 また2017年には、アメリカの映画批評サイト「TC Candler」による「世界で最も美しい顔100人」で7位に選出。こちらは個人が決めているランキングではあるが、毎年ベスト100に選ばれている顔ぶれを考えると、そこに並び称されるアデレードの美しさは世界クラスであると言っても過言ではなさそうだ。 ■“グレアナ”の新キャストとして、美人研修医を熱演中 その後もドラマ、映画などに出演し着々とキャリアを積み上げたアデレード。その努力もあり、彼女の最新作となったのは、恋や仕事に奮闘する医師たちの姿を描きアメリカでロングラン記録中の医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」だ。アデレードは最新シリーズの新レギュラー役を勝ち取り、インターン生のジュールズとして登場している。 青い医療服を着こなし4人の同期と共に、大病院の医療現場で寝る暇もなく働く“グレアナ”おなじみの研修医の一人を演じている。 本作序盤から、先輩医師や同期をその美貌でとりこにしたりと、今シーズンでドラマ卒業予定の主人公・メレディス(エレン・ポンピオ)のような“恋多きキャラ”を思わせるシーンが多々あり、もしやメレディスの後継者かも…と、ドラマ開始早々に多方面での活躍を期待したくなるジュールズ。 一方、仕事面ではインターン生ながらも、先輩医師と一緒に脚を切断する緊急事態のオペを任されたり、性に関する興味が盛んな高校生相手に性教育の講座を行ったりと、本稿執筆時点で配信されている第5話までのエピソード内でも、次々とハードな業務を見事にこなしていく“デキ女”な姿も映し出されている。 現段階では、仕事現場での姿のみでジュールスのバックボーンがあまり明かされていない状況だが、ストーリーが進展するにつれてどんな人間物語が待っているのかも気になるところだ。 「グレイズ・アナトミー シーズン19」は、ディズニープラスの「スター」で毎週水曜に新エピソードを独占配信中。 ◆文=suzuki