大河ドラマ『光る君へ』第5回「告白」より

　吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』（NHK総合ほか）第5回「告白」が4日に放送され、道長（柄本佑）が兄・道兼（玉置玲央）の罪に怒りを爆発させるものの、その場に居合わせた父・兼家（段田安則）が高笑いしつつ放った言葉に呆然。ネット上にも「倫理ゼロ」「怪物だ」などの声が相次いでいた。 【写真】兄・道兼（玉置玲央）に詰め寄る道長（柄本佑）　『光る君へ』第5回「告白」場面カット 　道長が右大臣家の子息であり、6年前に母・ちやは（国仲涼子）を殺害した道兼の弟であることを知ったまひろ（吉高）はショックを受けて寝込んでしまう。まひろが倒れたことを知った道長は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。その後、直秀（毎熊克哉）の導きでまひろと道長は再会を果たす。 　まひろは道長に対して、6年前に母・ちやはが自分の目の前で道兼によって殺されたことを打ち明ける。兄の罪に責任を感じて謝罪する道長だったが、まひろもまた、幼い頃の自分の何気ない行動が母の死に繋がってしまったと涙ながらに自分を責める。 　まひろの悲しい過去とつらい胸の内を知った道長は、屋敷に戻ると兄・道兼に「6年前、人をあやめましたか？」と問いかける。これに道兼は平然と「やっと聞いたな、お前。やはり見ておったか」と応じ「虫けらの1人や2人、殺したとてどういうこともないわ」と断言。これに激怒した道長は、道兼を何度も殴りつける。 　すると道兼は、父・兼家が罪を揉み消したと明かす。驚く道長の前で、兼家は「我が一族の不始末、捨て置くわけにはゆかぬでな」と不敵に笑う。そして兼家は、怒る道長を見ながら高笑いをして「道長にこのような熱き心があったとは知らなんだ」と話し「これなら、我が一族の行く末は安泰じゃ。今日は良い日じゃ！」と言い放つ。 　兼家の想定外の言葉に対してネット上には「えっ？」「何言ってんの？」「はぁ？そんなわけないでしょ」といった反響が続出。さらに「兼家パッパ怖すぎるんだが？倫理ゼロだ」「兄もヤバいけど父親はもっとヤバい」「怪物だわ…」などのコメントも集まっていた。