中国碧桂園が33億円利払い デフォルト回避、市場安堵
【北京共同】経営難の中国不動産大手、碧桂園が、延滞していたドル建て債券2250万ドル(約33億円)の利払いを実施したと、ロイター通信が5日報じた。当面のデフォルト(債務不履行)危機は回避した形で、市場に安堵感が広がりそうだ。 中国の住宅価格、49都市で下落 経済低迷、不動産不振
利払い期限は8月上旬だったが履行できず、30日間の猶予期間が与えられていた。 一方、ロイターによると、年内にも他の巨額利払いを控えている。 碧桂園は今月、人民元建て債券については償還期限延長の承認を債権者から取り付けている。