石原良純 斎藤氏再選の兵庫知事選 「僕らはSNSにもっと踏み込んで…」既存メディアとSNSの今後注目
タレントの石原良純(62)が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。SNSが原動力となった無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が再選された兵庫県知事選について言及した。 【写真あり】同級生からの花束を手に喜び語る斎藤元彦氏 再選受けコメント 斎藤氏は無所属6新人を破り再選を果たした。選挙戦ではパワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われたが、斎藤氏はネット戦略を駆使して大きな流れを起こし、最終盤で形勢を逆転した。 今回の選挙の投票率は前回(2021年)15ポイント近く上回る55・65%だった。一因には“SNSの選挙戦”が挙げられる。これに石原は「増えるってことはいいわけじゃないですか」とし「何で関心を持たれたのかってそれがSNSであると、これはいいことなんだと思うんですよ」とSNSのメリットについて言及。 一方で「ちゃんと主張を通すものだけではなくて、どちらかというとデマであったりとか相手を中傷するネガティブキャンペーンを張るっていうことは、日本の文化の中にはなかったんですよね」と変化についても語った。 SNSは先日行われた米大統領選でも大きな影響を果たした。今後のネットと選挙の関わり方が注目されるとした上で「どういう規制というかね、どういうワードを削除するか。そういうことを発信者じゃなくて、XだったらXなりのセーフティをかけなきゃいけないわけですけど」とプラットフォーム側にもルールづくりが必要ではないかと指摘。 そして「僕らはやっぱりSNSというものにもっともっと踏み込んでテレビとSNS、情報というものをいろんなところからピックアップしていくっていうことを訴えていかなきゃいけないのかなと思うんですね」と既存メディアとSNSの今後の関係性に注目した。