情緒あふれる世界を楽しんで、スタジオライフ「ガラスの動物園」開幕
「劇団スタジオライフ『ガラスの動物園』」が、昨日3月7日に東京・ウエストエンドスタジオで開幕した。 【舞台写真】劇団スタジオライフ「ガラスの動物園」より。 これは来年劇団創立40周年を迎える劇団スタジオライフが、テネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園」を上演するもの。1930年代アメリカの、とある家族の様子が描かれる本作は、登場人物4人の物語となる。 開幕に際し、演出を担当する倉田淳は「華やかで裕福な生活から飛び出して電話会社の社員と結婚した母アマンダ、肋膜炎の後遺症で少し足を引きずる姉ローラ、この劇の語り手であり靴会社の倉庫で働く弟のトム、高校時代にローラの憧れだったジム、そして長距離電話に恋をして16年前に家を出たきりの父。テネシー・ウィリアムズの珠玉の言葉が織りなす繊細で濃密な会話劇です。情緒あふれる世界をお楽しみいただきたく思います」と期待を語った。 上演はBlueとRoseの2チーム制。アマンダ役を楢原秀佳がシングルキャストで務めるほか、ローラ役に吉成奨人と松本慎也、トム役に笠原浩夫と奥田努、ジム役に曽世海司と鈴木翔音がキャスティングされている。なお当初楢原とWキャストでアマンダ役を担う予定だった石飛幸治は降板した。 上演時間は休憩含む約2時間30分。公演は3月17日まで行われる。 ■ 劇団スタジオライフ「ガラスの動物園」 2024年3月7日(木)~2024年3月17日(日) 東京都 ウエストエンドスタジオ □ スタッフ 作:テネシー・ウィリアムズ 翻訳:鳴海四郎 演出:倉田淳 □ 出演 Blueチーム アマンダ・ウィングフィールド:楢原秀佳 ローラ・ウィングフィールド:吉成奨人 トム・ウィングフィールド:笠原浩夫 ジム・オコナー:曽世海司 Roseチーム アマンダ・ウィングフィールド:楢原秀佳 ローラ・ウィングフィールド:松本慎也 トム・ウィングフィールド:奥田努 ジム・オコナー:鈴木翔音 ※石飛幸治は降板。アマンダ役を楢原秀佳がシングルキャストで務めます。