i－dio放送事業の（株）ジャパンマルチメディア放送［東京］が特別清算開始決定
2020年3月に事業を撤退していた
（株）ジャパンマルチメディア放送（千代田区）は1月12日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。 負債総額は49億1960万円（2023年3月期決算時点）。 アナログ放送終了後のVHF－Low帯を利用したマルチメディアサービス（i－dio放送事業）の提供・推進などを目的に、（株）エフエム東京（千代田区）の主導で設立。 i－dio放送事業は当初、映像やデータ放送を通じた防災・災害情報等の伝達サービスなどへの活用が期待されていたが、利用者数が伸び悩み、採算ベースに乗らなかった。 こうしたなか、エフエム東京が2020年3月末を以て同事業から撤退することを決定。当社はその後、サービス提供先の地方自治体に対して清算に向けた補償交渉などを実施し2022年4月、補償について合意。2023年9月14日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。 ※（株）ジャパンマルチメディア放送（TSR企業コード:300398980、法人番号:8010001158127、千代田区麹町1－7、設立2014（平成26）年1月、資本金1000万円） ※（株）エフエム東京（TSR企業コード:290585554、法人番号:1010001012439、千代田区）
