「長年の工事作業」で腰を痛めて休職中の父。退職後も「休業補償」や「療養補償」を受けられますか?
労災保険は定年退職後も受けられる
労働基準法第八十三条では「補償を受ける権利は、労働者の退職によつて変更されることはない」と記されています。そのため、労災保険が適用された場合に受けられる療養補償や休業補償は、給付条件を満たしていれば、受給者が定年退職しても受給できる可能性があります。 ただし、療養補償と休業補償は受給期間に条件があるため注意が必要です。それぞれの補償について、どのような状態になるまで受給できるのか確認しておくといいでしょう。 出典 厚生労働省 労災保険に関するQ&A 2-2 療養費はいつまでもらえるのですか。 デジタル庁 e-GOV法令検索 労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)第八十三条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部