引退のロッテ・井上晴哉が“ラスト打席”で快音 「思い出の詰まった最高のヒット」
今季限りで引退するロッテの井上晴哉内野手(35)が17日、ZOZOマリンスタジアムで開催されたファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2024」にサプライズで参加、白黒野球対決で“最後の安打”を放った。 2―5の3回無死二塁の場面で代打起用され、スタンドの歓声と拍手に迎えられて登場。安田の内角の直球に詰まりながらも、持ち前のパワーで左翼ライン際に運んだ。一塁ベース上で目頭を押さえ、「もう思い出の詰まった最高のヒットです」と感無量の表情。 身長1メートル80、体重115キロの巨漢で、“アジャ”の愛称で親しまれた井上は中央大から日本生命を経て13年ドラフト5位でロッテ入り。18、19年には2年連続で24本塁打を記録するなど活躍した。11年間で601試合に出場し、打率・250、76本塁打、313打点。今季は1軍出場なしに終わっていた。