【早出し】来場者100万人突破 道の駅「やまがた蔵王」、オープン7カ月で達成
山形市の道の駅「やまがた蔵王」の来場者が100万人に達し、セレモニーが3日同所で行われた。目標より5カ月早く、オープンから7カ月での達成。100万人目となった農業我妻淳子さん(66)=米沢市城西1丁目=に記念品が贈られた。 同所は昨年12月3日に山形市内初の道の駅としてオープンした。出入り口5カ所に設置したカメラで来場者数を数えており、1日平均4700人、多い日は1万4千人が訪れた。ホールでの催事などが好評で、2月27日に50万人、6月28日に100万人をそれぞれ達成した。 セレモニーでは、青木哲志駅長が我妻さんに記念入場券やテナントの商品詰め合わせ、道の駅オリジナルグッズを手渡した。我妻さんは仕事のため米沢市と天童市を行き来しており、「100万人目と言われてびっくりした。道の駅や(隣接する県観光物産会館)ぐっと山形で買い物したり、トイレを利用したりととても便利。催事も開かれるので、また寄りたい」と喜んだ。
道の駅を運営する表蔵王ベルタウンの長谷川正芳社長は「テナントや地域の皆さんのお力添えがあり、目標より早く100万人を達成できた。引き続き、経済や交通の結節点としての役割を果たしていきたい」とあいさつした。