モスクワ周辺に無人機攻撃 主要3空港一時制限、5人負傷
【モスクワ共同】ロシア国防省は10日、モスクワ郊外でウクライナ軍による無人機攻撃があり、34機を迎撃したと発表した。残骸が落下して住宅4軒で火災が発生し、5人が負傷した。 ロシア航空当局によると、攻撃の影響で首都周辺のドモジェドボ、シェレメチェボ、ジュコフスキーの主要3空港で発着が一時的に制限された。 ロシア国防省は10日、ウクライナ東部ドネツク州クラホベ北東郊外の1集落を制圧したと発表した。 ウクライナ空軍は10日、ロシア軍が9日夜から10日朝にかけ、145機の無人機でキーウや東部ハリコフ州、南部オデッサ州などを攻撃したと表明。一晩に使われた無人機の数としては記録的だとしている。