[山口県]3年間の成長、誇りに 県内中学校で卒業式
県内ほとんどの公立中学校で8日、卒業式があった。卒業生はクラスメートや恩師との別れを惜しみながら学びやを巣立ち、新たな一歩を踏み出した。 美祢市の美東中学校では、矢田部敏夫校長が「悔いのない豊かな人生を歩んでほしい。美東中で過ごした日々や学んだこと、友人や支えてくれた人が応援してくれるはず」と式辞。卒業生26人を代表して小野歩花さん(14)は「3年間毎日一緒に過ごした仲間たちとの時間には静かな優しさがあふれていた。成長した自分に誇りを持ち歩んでいく」と答辞を述べた。 卒業生は式の後、教室で恩師から一人一人卒業証書を受け取り、友人や保護者に感謝を伝えるなどした。生徒(15)は「みんなと友達になれてよかった。高校では勉強を頑張る」と話した。 県教育委員会によると、この春に県内の公立中学校を卒業見込みの生徒は1万589人(前年度比187人減)。