JALのA350-1000、7月からNY投入拡大 羽田夜発JL4/3便も
日本航空(JAL/JL、9201)は4月26日、新たな長距離国際線機材エアバスA350-1000型機の投入便を7月1日から拡大すると発表した。週14往復(1日2往復)運航している羽田-ニューヨーク(JFK)線のうち、A350-1000を投入済みのJL6/5便に加えて羽田を夜出発するJL4/3便にも投入する。 【写真】個室になったJAL A350-1000のファーストクラスとビジネスクラス JL4/3便の運航スケジュールは、ニューヨーク行きJL4便が羽田を午後6時30分に出発し、午後6時25分着。折り返しの羽田行きJL3便は、午前1時30分にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を出発して、翌日午前4時45分に到着する。 7月1日から25日は一部の日に投入し、26日以降は毎日運航となる。25日までの投入日は、羽田発で3日と6日、9日、12日、15日、18日、21日、24日となる。 JALのA350-1000は、ボーイング777-300ER型機の後継機で、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線(JL6/5便)に就航。4月17日からは2路線目となる羽田-ダラス・フォートワース線にも投入している。 座席数は4クラス239席。ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用し、ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)となる。 JALは置き換え対象である777-300ERと同数となる13機のA350-1000を導入予定。現在は3号機まで受領しており、今年度は8機体制を計画している。3路線目の羽田-ロンドン線には今年度内に導入する見通し。
Tadayuki YOSHIKAWA