カリーはレブロン、エドワーズはKDを選出…アメリカ代表で一緒にプレーするのが楽しみなチームメート
「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」で金メダルを目指すアメリカ代表(FIBAランんキング)は、想定しうる最高のメンバーが集結した。親善試合では本大会のダークホースと目されるカナダ代表(同5位)を相手に快勝し、世代交代前の集大成として上々のスタートを切った。 【動画】カリーがレブロンのアリウープを演出 チームUSAには、代表の常連とご無沙汰の選手が共存し、新旧スターが一堂に会した。そのなかには初の顔合わせとなるプレーヤーたちもおり、選手たちも高揚感を抱いているに違いない。 「House of Highlights」はアメリカ代表の選手たちを直撃し、それぞれに「一緒にプレーするのが最も楽しみなチームメート」を尋ねた。 ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、悩むことなくレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の名前を挙げた。レブロンがクリーブランド・キャバリアーズ在籍時代に幾度となくNBAファイナルで激突。ともにプレーした経験は2021年と2022年のNBAオールスターゲームのため、国の威信をかけて戦う国際舞台では意外にも初の共演となる。 そんなカリーの名前を挙げたのは、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)だった。その理由として「彼がオリンピックを経験するのは初めてだから」と語ったブッカーは、自身にとって前回大会に続く2度目のオリンピック。本大会では同じガードとしてボールを共有する時間も多くなり、カナダ戦前のシューティングでは2人ともほとんどミスすることのない様子が話題となった。 アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)は無論、ケビン・デュラント(サンズ)を選んだ。「NBAプレーオフ2024」におけるマッチアップは記憶に新しく、「僕の“GOAT”は、クレイジーに聞こえるかもしれないけど、ケビン・デュラントなんだ。ずっと彼のファンだし、彼のプレーを小さい時から見てきた」と、憧れの存在であることを公言した。 最も頭を悩ましていたのは、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)だった。大きく息を吐いたり、目を見開いたりしながら時間をかけて絞り出したのは、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)とアンソニー・デイビス(レイカーズ)の2人。ヒートの背番号13は両者の存在によって、パワーフォワードで出番を与えられることを楽しみしているようだ。 デイビスも同じくカリーとのプレーを待望した。カリーの代表選出は実に10年ぶり。デイビスはカリーの直近の選出となった「2014 FIBAバスケットボールワールドカップ」でともにプレーしており、10年間の時を経て、互いに成長した姿を見せられることに期待を膨らませた。 絶対的優勝候補の“チームUSA”。はたして、インタビューを受けた選手たちはラブコールを送ったスターたちとコート上でどのようなケミストリーを築くのだろうか。 文=Meiji
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