宮古島トライアスロン、スイムのコースを変更 前回大会の事故受け、安全対策強化 沖縄
第38回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)の第2回専門委員会が20日、市役所で開催された。前大会でスイム競技中に発生した事故を受け、スイムのスタート・ゴール地点を変更する方向で調整するなど、安全対策を講じていることが報告された。 【写真特集】2024おきなわマラソンを活写
スタート・ゴール地点は、前大会の与那覇前浜ビーチの地点から数百メートル離れた「ウインディまいばま」となった。変更理由について担当者は、スタート・ゴール地点に救護テントを設置でき、要救護者が出た際に素早く搬送できることなどを挙げた。 また、前大会はライフセーバーや監視員約100人体制で実施したが、今大会は10人増の約110人体制を想定しており、ライフセーバーの講習会の開催も予定している。大会までに、水上バイクなどを使用した大がかりな訓練も実施するとした。 専門委員会では、各担当者が進捗(しんちょく)状況を報告し、本番までのスケジュールを共有した。 (友寄開)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd