ブリンソン選手とハイタッチする原辰徳監督(画像：日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人8ー4ヤクルト（22日、東京ドーム） 巨人は8回に一挙5得点の猛攻をみせ逆転勝利をあげました。 【画像】丸佳浩選手の足に当たったボールがベンチに入り1点追加に 巨人の先発は今季ここまで9勝の山崎伊織投手。初回に先頭の山崎晃大朗選手を148キロのストレートで空振り三振を奪うと、続く中村悠平選手はインコースへのスライダーで見逃し三振。その後山田哲人選手はファーストフライに抑え完璧な立ち上がりをみせます。 打線は3回、ヤクルトの先発・小澤怜史投手から2アウトながらランナー2塁のチャンス。3番坂本勇人選手が初球のフォークを捉え三遊間を破るレフトへのタイムリー。巨人が先制します。 援護をもらった山崎投手は5回まで1安打に抑える好投をみせます。 しかし6回にヤクルト打線につかまります。長岡秀樹選手と山崎晃大朗選手のヒットなどで1アウト1塁3塁のピンチ。この場面で中村悠平選手にスクイズを決められ同点に追いつかれます。その後もサンタナ選手とオスナ選手にタイムリーを打たれこの回4失点。逆転を許した山崎投手はこの回で降板となり、今季10勝目を挙げることはできませんでした。 それでも打線はその直後、2アウト1塁2塁のチャンス。大城卓三選手の打球はセンターへ。2塁ランナーの丸佳浩選手がホームインすると返球が足に当たりボールは巨人ベンチに入ります。これがプレーイングフィールドの外に出たことになり、2個の進塁が認められ1塁ランナーだったブリンソン選手も生還。3-4と1点差に迫ります。 さらに8回にドラマが。この日6番に入った丸佳浩選手が、今季リーグ最多33ホールドを挙げている清水昇投手のフォークを捉え、ライトスタンドへ同点のソロホームランを放ちます。すると、続く7番ブリンソン選手も同じフォークをレフトスタンドに運び、2者連続ホームランで一気に逆転。止まらない巨人はその後満塁のチャンスを作ると、2番吉川尚輝選手が走者一掃のタイムリー3ベースヒットを放ち、この回一挙5得点。終盤に逆転し勝利した巨人。連敗を『2』で止めました。