【社会人野球】 JR東日本が最後の“東京D切符”つかむ 浜岡監督「本当に苦しかった」
◇第95回都市対抗野球▽東京都第4代表決定戦 JR東日本6―2JPアセット証券(5日・大田スタジアム) 東京都代表として都市対抗野球に出場する4チームの最後の枠に滑り込んだのは、JR東日本だった。 先発の西田光汰投手(25=大体大浪商)が、JPアセット証券を7回途中まで2点に抑える好投。打線は4回表に1点を先取すると、6~8回にも小刻みに加点して突き放した。 JR東日本は、第1、第2代表を決めるトーナメントで途中敗退。4日に行われた第3代表決定戦では、東京ガスにサヨナラ負けを喫していた。あとがない状況で15年連続27度目の出場を決めた浜岡武明監督(51)は「本当に苦しかった。ここまでの3敗が全て1点差。選手には『監督の責任だから』と伝えました。最後に勝てたのは、選手の力だと思います」と安どの表情を浮かべた。 JR東日本は、一昨年の都市対抗がベスト8。昨年は4強に進出した。指揮官は「1番目でも4番目でも、出場すれば同じ。予選の負けがあったからこそ強くなったと言えるように、準備していきたい」と抱負を述べた。 第95回都市対抗野球は7月19日に開幕。東京都からは、第1代表から順にNTT東日本、明治安田生命、東京ガス、JR東日本が出場する。
報知新聞社