（写真：ITmedia Mobile）

　Appleが10月15日午後10時に突如、新製品の「iPad mini（A17 Pro）」を発表しました。現行の「iPad mini（第6世代）」と外観やサイズは変わらないとはいえ、Apple Intelligenceが利用できるA17 Proチップの搭載やApple Pencil Proへの対応、カラーバリエーションの追加など、着実なアップデートが施されています。 【画像で見る】新製品の「iPad mini（A17 Pro）」の見た目は？ 　何よりストレージと価格が“128GB／7万8800円スタート”となり、第6世代の“64GB／8万4800円スタート”に比べて実質的に値下げされたのも大きな変化です。 　いまiPad miniを購入検討しているなら、新モデルを選ばない手はないわけですが、一方でSNSでは「直前に旧モデルを買ってしまった」という投稿も見かけました。 　Appleといえば新製品発表会を大々的に開催して、iPhoneやMacの新モデルを披露することがお決まりなので、ある程度は新製品のタイミングが予想できます。しかし、今回のiPad mini（A17 Pro）のように、発表会を行わず、しれっとプレスリリースを出してストアに新製品を並べる──なんてことも少なくありません。 　今回のようなケースを踏まえ、「新製品が出る直前に旧モデルを買ってしまった」──という場合に新モデルが欲しくなってしまったらどう対処すればいいでしょうか。

Apple Storeの場合　無条件で返品可

　オンラインのApple Storeで購入した製品を返品したい場合、商品の到着から14日以内に返品を申請し、そこから7日以内に配送業者から発送または実店舗に持ち込めば、たとえ開封して電源を入れて使い始めていたとしても、付属品の不足や製品に傷などがなければ全額返金を受けられます。 　商品の発送はヤマト運輸の営業所、ファミリーマート、宅配便ロッカー「PUDOステーション」から行えます。特にPUDOステーションを利用する場合、誰にも会わずに24時間いつでも発送できてしまうのでかなり手軽です。 　Apple Storeの実店舗で購入した場合も同様で、商品を受け取ってから14日以内なら原則購入した店舗に持ち込めば返品できます。 　返金は購入時の支払い方法に行われます。クレジットカードの場合はクレカ会社経由での返金、Apple Gift Cardを利用した場合はメールでApple Gift Cardによる返金、銀行振込み／コンビニ払込／代金引換の場合は振込先口座を伝えることで返金してもらえます。 　たとえ開封して使用済みであっても全額返金が受けられるというのは、米国企業らしい直販ならではの大きなメリットです。今回のように、たとえ製品の購入直後に新製品が出てしまっても、返品制度を利用して新モデルを手に入れられるでしょう。