「2、3人が先に去らない限り、新たな選手は来ない」、バイエルンのヘーネス名誉会長が今後の補強に言及
バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長が今後の補強戦略について語った。ドイツ『キッカー』が伝えている。 昨シーズンはレバークーゼンにブンデスリーガ初優勝を許し、12連覇を逃して屈辱のシーズン無冠に終わったレコルトマイスター。紆余曲折の末にヴァンサン・コンパニ新監督を迎え、捲土重来を期す新シーズンに向けてはU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ、日本代表DF伊藤洋輝、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャをすでに獲得。 さらに、RBライプツィヒのオランダ代表MFシャビ・シモンズ、スタッド・レンヌのU-23フランス代表MFデジレ・ドゥエといった2列目の攻撃的な選手への動きも報じられている。 そういったなか、21日にメディアの取材を受けたヘーネス名誉会長が、今後の補強の動きについて言及。さらなる新戦力の獲得に向けては余剰人員の整理が先に必要であると語っている。 「2、3人のプレーヤーが先に去らない限り、これ以上新たにプレーヤーは来ないだろう。マックス・エバールとクリストフ・フロイントは、何人かの有名なプレーヤーが去らない限り、誰も連れてこれないことをよく理解している」 「理論上、誰も去らなければ、あと3人のプレーヤーがいる。他のプレーヤーは来ない。バイエルンの資金は無尽蔵というわけではないからだ」 なお、名誉会長が「有名なプレーヤー」との表現を使った選手に関しては、ドイツ代表のジョシュア・キミッヒ、レロイ・サネ、レオン・ゴレツカの3選手、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト、フランス代表FWキングスレー・コマンといった去就が不透明な数選手とみられる。
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