山下美月が涙で卒コン「生まれ変わっても絶対に乃木坂の３期生になりたい」同期と身を寄せ合い
乃木坂46山下美月（24）が12日、東京ドームで行われた自身の卒業コンサートをもって、グループから卒業した。女優業でも大活躍したエースの1人。こだわりを詰め込んだステージで、2日間で10万人を魅了した。約8年間ストイックに走り続けたアイドル生活を涙と笑顔で締めくくった。 ◇ ◇ ◇ 山下はオープニングで1人ステージに登場し、スポットライトを浴びて深呼吸をした。「今日は私にとってアイドルとして最後の1日です。ここまでみなさんとともに来ることができて、幸せでした。最後までよろしくお願いします！」とあいさつし、大きな拍手を受けた。 16年9月に3期生として加入。シングル表題曲で3度センターを務めるなど、最前線でグループをけん引した。昨年3月まで放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」で、乃木坂46現役メンバー初の朝ドラレギュラー出演を果たした開拓者の1人でもある。同作はじめ連続ドラマに6期連続で出演し、女優としても大活躍してきた。 中盤には同期のメンバーから感謝を伝えられた。梅澤美波（25）からは「やまは、背負うものがたくさんあったと思う。これからは背負うもの何もなしに、外から見る乃木坂を楽しんでほしい」と言われ、「まだ泣きたくないよ…」と感激した。与田祐希（24）久保史緒里（22）とも涙ぐんで身を寄せ合った。 アンコールでは純白のドレス姿で登場。スタッフやファンにも感謝した。「生まれ変わっても絶対に乃木坂46の3期生になりたいし、また皆さんと会いたいです。来世も皆さんが私のことをアイドルにしてください。出会ってくれて本当にありがとうございました」と涙し、自身が作詞したソロ曲「夏桜」を歌った。「アイドルとして全力を出し切ったし、悔いはないです」。メンバー1人1人と見つめ合ってハグした。 11月22日公開の映画「六人の嘘つきな大学生」に出演することも決まっており、卒業後も女優業メインに活動していく見込みだ。ラストは「私らしく笑顔で明るく終わりたい」と、センターを務めた最新シングル「チャンスは平等」を披露。三日月の形をしたリフトに乗り込んだ。「アイドル人生、めちゃくちゃ最高に楽しかったです。ちょっと月に帰ってお休みをするんですけど、また地球に戻って来て、皆さんに会いに行きます！」と呼びかけ、ドーム上空へと消えていった。【横山慧、玉利朱音】
