“日本一暑い街”を緊急取材 外国人客殺到のワケは? ご当地グルメも…「暑すぎる」
■“日本一暑い街” 地元の人はどう対応?
真夏並みの気温となった日田市では外国人観光客もあまりの暑さに四苦八苦する様子も…。 アイスを持った女性、暑さでどんどん溶けてクリームがコーンまで滴り落ちています。 韓国から来た観光客 「暑いです。TOO HOT!」 あまりの暑さにバテてしまい、日陰で休む人もいました。 韓国から来た観光客 「暑すぎて座ってたんだ」 こちらの男性は、首にはミニ扇風機を装着し汗拭きシートも持って観光に来ましたが…。 韓国から来た観光客 「暑すぎるよここは…」 外国人観光客がバテてしまうほど暑い街。地元の人はどう対応しているのでしょうか? 地元住民 「日田は全国1位になるくらいですから。日中は寝てますね」 地元住民 「6月でこの気温は私たちもあんまり経験したことない。基本家から出ない」 住民は日中は外にいない!?町をよく見ると、商店街に観光客はたくさんいますが、地元の人はなかなかいないようです。 日田市では熱中症対策に力を入れていて、去年15カ所設置していた一時休憩所を今年は35カ所に増やし、いつでも休憩できるようにしているといいます。
■大雨に見舞われた沼津市 被害が明らかに
道路を流れる濁流。斜面が崩れ、土砂が道をふさぎます。川のようになった道路で溝に落ち傾くトラック。18日、記録的な大雨に見舞われた沼津市など静岡県東部。19日は一転快晴になるなか、水が引いて被害が明らかになりました。 前方から川に落ちた車は、垂直の状態で立っています。大雨の被害を受けた住民たちは、強い日差しが降り注ぐなか、泥で汚れた自宅を掃除していました。 18日に大雨に見舞われた列島は一転、19日は各地で30℃以上の真夏日となりました。 最高気温31.9℃を記録した群馬県前橋市。日陰で足を止める人の上には、ミスト噴霧器が。暑さを避けようとして歩く人の姿もありました。 東京・渋谷では、暑さをしのぐためハンディ扇風機や、扇子を手に持つ人も。中でも、目立っていたのが日傘。スクランブル交差点は、日傘をさす人で埋め尽くされます。 愛知県豊田市で、日傘をさしているのは子どもたちです。 豊田市立童子山小学校では、熱中症対策として4年前から「傘さし登下校」が行われていて、最高気温31.7℃を記録した19日も、傘をさして登校していました。 6年生 「日光がさえぎられるので、とても涼しく感じます」 「教室に入った時とか傘をさしてないと汗だくで暑いんですけど、(傘をさして登校すると)ずっとましになって良いと思う」 季節外れの記録的な暑さが続く福島市では、サクランボの収穫が最盛期を迎えています。 まるえ観光果樹園 服部栄園主 「本当に今までにない経験。毎日が夏」 この暑さによって、サクランボの実がやわらかくなりすぎたり、色づきが薄くなったりするなどの被害が出ているといいます。 やわらかくなった実は日持ちしないため大急ぎで収穫作業が進められていました。