【Ado】「もっとラフに生きていい」初のワールドツアーを経ての気持ちの変化
理想の休日&心揺さぶられたエンタメ作品を公開
――休日の過ごし方を教えてください。 Adoさん:私の本当にダメなところが、朝4時とかまで起きてしまうところ。それで、お昼の12時に起きるつもりが、気づくといつも14時(笑)。自分に「12時って言ったじゃないかー! こんなに寝てどうするんだー!」とツッコミを入れたところで1日が始まります。その後は、「何食べようかなー!」と考えているうちに15時になり、「次は何しよう? ドラマか映画でも観ようかな?」と迷っているうちに夜になっていて「あぁ、寝なきゃ……」となる。こんな感じで、何をしていたかよく分からない休日を過ごしてしまうことが多いです。だから、もう少しちゃんとした休日を過ごしたいと思っています。 ちなみに、理想の休日は、まず朝8時に起きて、カフェラテと目玉焼きを作ってから、ベランダでのんびり。その後、散歩に出かけ、一旦帰宅して身なりを整えてから映画館や花屋、カフェへ。そして、夕方には帰宅してご飯を食べたら、ギターを弾いたり、お部屋を少し片付けたり、お風呂でお肌と髪をツヤツヤにケアしたりする。で、22時45分に就寝する。そんな素敵な暮らしを習慣化したい……です。 ――最近、心揺さぶられたエンタメ作品はありますか? Adoさん:湊かなえさんの小説の映画「告白」です。映画を観ることが好きで、これまでいろんな映画に感銘に受けてきましたが、この作品はとても面白くて特に印象に残っています。ずっと目を離せなくて、緊張感が途切れないんです。まるで切れそうで切れない、ちぎれかけの糸に触れているような感覚がありました。観る前は、視聴者の感情をぐちゃぐちゃにする映画だと思っていたのですが、そうではなくて、登場人物一人一人を丁寧に描いていて、心情描写や言葉選びも素晴らしい。名作と言われるだけあるなと。ちなみに、映画は幸せすぎる内容ではなく、どこかむくわれない映画が好きです。
新しいことに挑戦し続けるAdo、22歳の抱負。
――今の自分を色で表すと何色ですか? 10月24日に誕生日を迎えましたが、22歳はどういう一年にしていきたいか教えてください。 Adoさん:薄めの水色。21歳は怒涛の日々を過ごしながら、自分が目指すべき場所に向かって新しいことにいくつも取り組んできました。そう聞くと、情熱の赤をイメージするかもしれませんが、少し大人になったというか、目の前のことを一つひとつ冷静に感じながら進むことができたという感覚があります。だから、やわらかさと冷静さをも兼ね備えたイメージのある薄めの水色が、今の私の色かなと思います。22歳は、これまでに触れてきたことをもう一段階、深く濃くしていきたいと考えています。そして、もっと前へ、一歩一歩の重さをしっかりと実感しながら進んでいきたいです。