島誕生の噴火から10年 「西之島」大きさ約10倍に
日テレNEWS NNN
小笠原諸島の西之島で新たな島が誕生した噴火から、20日で10年となります。 先週撮影した西之島の様子です。山体からは水蒸気があがり、島の周辺は火山活動によって海水が変色しています。 西之島では、10年前の2013年11月20日、旧西之島のすぐ近くで噴火が発生し、新しい島が誕生しました。その後、溶岩流は旧西之島をのみ込み、さらに拡大を続けました。 国土地理院によりますと、噴火前と比べておよそ10倍の大きさになり、島の標高は、最も高いところで160メートルだということです。 気象庁によりますと、西之島では現在も活発な火山活動が続いていますが、溶岩流を出すような噴火は2020年以降、確認されていないということです。