【不眠レベルをチェック】更年期女性の半数が不眠! あなたはちゃんと眠れている?
40代に入ってから、「なんとなく不調…」という状態が続いている方は少なくないはず。 それはもしかしたら「更年期」かも? 女性なら誰しもが経験する「更年期」ってそもそも何なのか、できるだけ不調なく過ごすために何をすればいいのか? 数々のメディアで活躍する産婦人科医・高尾 美穂さんの著書『更年期に効く 美女ヂカラ』から、知ってるようで知らない更年期のお役立ち情報を厳選してご紹介します! ウソみたいだけど、本当に眠くなる「疲れない眠り方」5選
更年期に起きやすい睡眠トラブル
《更年期女性の半数が不眠》 睡眠は、高齢になるほど浅く短くなります。夜間に発汗やのぼせの症状が現れることが、ぐっすり眠れない理由にもなります。 睡眠は自己修復機能の要。睡眠不足は免疫力を下げるばかりか、疲労やストレスをためることにもつながるので、優先して改善したいもの。不眠が慢性化すると、さまざまな病気になるリスクも高まります。生活リズムの乱れやストレスを解消して、〝上手に眠る〟クセをつけましょう。1日24時間のうち、睡眠時間を先に確保することを意識できたら最高です。
いびきが増えたら睡眠時無呼吸症候群に注意!
睡眠中に何度も呼吸が止まるのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。1時間あたり10秒以上の呼吸停止が20回以上起きるような中等症・重症の場合は、心筋梗塞や脳梗塞、生活習慣病、日中の激しい眠気による事故などを引き起こすリスクが高まります。 SASの特徴は大きないびきをかくこと。女性はいびきをかきにくいとされていますが、更年期以降にいびきが増える傾向がみられます。
不眠レベルをチェックしよう
過去1カ月で何度か経験した項目が3つ以上ある人は、ほぼ不眠状態に陥っています。3つ以上なくても、あてはまる項目が多いほど不眠レベルが高くなります。 □ ベッドに入って30 分以上寝つけないことが多い □ 夜中に何度も目が覚め、再び眠るまでに時間がかかる □ 予定の起床時間より2時間以上早く起きてしまう □ どれだけ寝てもぐっすり眠った気がしない □ 疲れがとれず、朝スッキリ起きられない □ 平均睡眠時間が6時間以下 □ 休日は平日より2時間以上長く寝る