エチオピア南部で土砂災害 2度の地滑りで200人超死亡
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ゴファ、エチオピア、7月24日 (AP) ― エチオピア南部で少なくとも229人が死亡した土砂災害現場では7月23日、生存者の捜索と救助活動が続いている。 エチオピア南部では21日、大雨で地滑りが発生した。 この現場で生存者の捜索と救助活動が行われている最中の22日、2度目の地滑りが発生。当初55人と報告された死者数が4倍に急増したのは、2度目の地滑りで現場にいた救助隊員などが巻き込まれた結果だという。 地元の行政官は、幼い子どもや妊婦らが犠牲になった中で、少なくとも5人が生きて救出されたと述べた。 救助隊員も含め、何人の安否不明者がいるのかは明らかになっていない。 アビィ首相は声明で、連邦災害防止対策本部が捜索救助活動を支援するために、現地に派遣されたことを明らかにした。 エチオピアの雨季は7月に始まり9月中旬まで続くが、雨期には地滑り、土砂崩れなどの災害が起こりやすい。 ウガンダの東部山岳地帯からケニアの中央高地まで、東アフリカの広い地域で死者を出す土砂崩れがしばしば発生している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)