【高校受験】志望校の選択は「受験生本人が主導」8割超
受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになった受験生は、「そう思う」29.6%、「ややそう思う」37.6%。7割弱が、勉強が楽しいと感じるようになったことがわかった。
受験生と保護者に、受験とはどのようなものだったかを聞いたところ、受験生の回答がもっとも多かったのは「学力の向上に役立った」61.9%となった。保護者は「学力の向上に役立った」も66.4%と多かったが、最多は「精神的成長に役立った」67.2%となった。「受験勉強は苦しかった」「保護者の経済的負担が大きかった」といった回答も見られるものの、「学力の向上に役立った」「実力を試すことができた」「精神的成長に役立った」といった回答が多く、受験を肯定的に捉えている受験生・保護者が多いことがわかった。
受験をのりこえる上で精神的な支えとなった人は、「母」と「塾の先生」が69.3%で同率1位となった。ついで「学校の友達」59.3%、「塾の友達」53.4%と続く。周囲の大人の支えだけでなく、同じ受験生である学校や塾の友達と、受験の大変さを共有したり、互いに励まし合ったりなど、助けられたと感じている受験生も多いようだ。
リセマム 中川和佳