FNNプライムオンライン

ワールドシリーズまで、あと2日となりました。 24日は「もう1つの“頂上決戦”」をテーマに、MLBジャーナリストのAKI猪瀬さんとともにお伝えします。 まず、それぞれの「チーム力」から見ていきます。 ドジャースといえば、MVPトリオの大谷選手、ベッツ選手、フリーマン選手の3人を中心とした打線が売りです。 一方で、ヤンキースも同様にジャッジ選手はもちろん、ソト選手、スタントン選手の3人を中心にした打線が売りで、どちらもパワーがしっかりあります。 今回はチーム力だけではなく、年俸、セレブ応援などについてもみていきます。 お金の部分、“お財布事情”はどうなっているのか。 スタメンの年俸額を合わせてみると、ドジャースは約166億円、ヤンキースは約266億円です。ただここには30億円以上のフリーマン選手が入っていないのと、大谷選手は後払いにしているため2億9000万円となっています。 この数字を見ると“桁違い”なのがわかります。 ──メジャーの中でもすごいメンバー? MLBジャーナリスト　AKI猪瀬さん: メンバーもそうですし、年俸総額も図抜けた両チームですから。原資になっているのは、ヤンキー・スタジアムはアメリカで最もお客さんが入る。ドジャー・スタジアムはメジャー全体で最もお客さんが入るということで、チケットの収入代が他とは違いますし、地元局と結ぶローカルの放送権料も複数年になりますが、3000億円とか4000億円という放送権料が動くので、そういうものが原資になって、これだけのスター軍団ができあがると。 人気球団だからスター球団になる、スター球団だから人気球団になるということで、年俸もすごいですが、次は“セレブ応援”をキーワードに見ていきます。 応援に来る人がすさまじいということが言われていますが、 ドジャースはブラッド・ピットさん、トム・ハンクスさん、NBAのレブロン・ジェームズさん、人気モデルのジェニー・マッカーシーさんが応援。 一方、ヤンキースはジョージ・クルーニーさん、トム・クルーズさん、映画監督のスティーブン・スピルバーグさん、テイラー・スウィフトさんなど、そうそうたる面々が訪れています。 ──メジャーはセレブの人たちがいっぱい応援に来る? MLBジャーナリスト　AKI猪瀬さん: 来ます。僕が直接取材したことがあるのは、メッツのシティ・フィールドでシンディー・ローパーさんとか、あとはヤンキー・スタジアムだと、常に最前列で熱血応援しているスパイク・リーさんは何度かお話をしたことがあります。 ──そんな身近な距離にいる? MLBジャーナリスト　AKI猪瀬さん: 一般の方と一緒の席に座っているので、テイラー・スウィフトさんは別でしたが、みんな最前列で見ます。