上原浩治氏がソフトバンク移籍の上沢を擁護「選手は商品。より高いオファーがあれば行くのが普通」 現行システムの改善案や問題点も示す
巨人や大リーグで活躍した元投手の上原浩治氏が29日、TBS系「サンデーモーニング」にご意見番として出演。レッドソックスからFAとなりソフトバンクと4年総額10億円の大型契約を結んだ上沢直之投手について言及した。 【写真】上原浩治氏は擁護 身も心もソフトバンクの染まった上沢 上沢は日本ハムからポスティングシステムで大リーグに挑戦したが、1年で日本球界へ。古巣に復帰しなかったことに厳しい声が上がっているが、上原氏は「今問題になっていますが、一回米国に行った時点で球団の保有権はなくなる。必ず日本ハムに戻らないといけない契約ではないので」と上沢を擁護。「選手は商品ですから、より(年俸が)高いところに、オファーがあればそこに行くのが普通というかアリだと思う」と補足した。さらに「日本ハムのファンの方たちは帰ってくるもんだと思っていたかもしれないですけど、上沢選手も1年でまさか帰ってくるとは思っていなかったと思う」とした。 その上でルールをどう変えればいいかと意見を求められると「一番いいのは、本当は(ポスティングによる移籍を)なくすのがベストかもしれない。FAというのがあるわけだから」と提言。「(海外FA権取得を)1年早くするとか、あとはFAの1年前にしかポスティングは認めませんとか。そういうふうに12球団が統一したルールを作るべき。(ポスティング移籍を認めるタイミングは)球団によって違うので。球団がノーと言えば認められないルールなわけですから問題ですね」と具体案や問題点を示した。