宮城・大河原の「一目千本桜」がイルミネーションのいざない 来年2月2日まで電飾 12月14、15日はイベント
「一目千本桜」で知られる宮城県大河原町の白石川右岸堤防で、桜並木をピンク色の電飾で彩る「おおがわら桜イルミネーション」が開かれている。満開の夜桜を思わせる幻想的な風景が広がる。点灯時間は午後5~10時で、来年2月2日まで。 町内の中学生が冬季も観光客を呼び込もうと提案し、今年で8回目。河川敷脇の道路約400メートル間の桜38本に、約7万5000個の発光ダイオード(LED)電球が飾り付けられている。 町に通勤する30代会社員女性(仙台市)は「春も冬も桜が見られて幸せな町。白石川の水面に映る風景もとてもきれい」と喜ぶ。 町は14、15の両日午後4時~8時半、にぎわい創出とインバウンド(訪日客)獲得のため、河川敷で「リバーサイドガーデン」を開催する。キッチンカーが登場し、「夜桜」を見つつ音楽ライブやたき火、ドーム型テントでのグランピングなど優雅な時間を楽しむことができる。 連絡先は町商工観光課0224(53)2659。
河北新報