後藤ひろひとさん（中央）のアドバイスを受けながらＵＭＡの模型を作る参加者＝山形市中央公民館

　山形新聞社が紙齢5万号記念プロジェクト「山形にＵＭＡはごまんといる！」で募集したＵＭＡ（未確認生物）の模型を作るワークショップが28日、山形市中央公民館で開かれた。親子ら4組が劇作家の後藤ひろひとさん（山形市出身）のアドバイスを受けながら、手乗りサイズのＵＭＡ作りに熱中した。 　山形新聞社と山形アーカイブ実行委員会の共催。参加者らは花笠やおにぎりなど、身の回りのものから着想したユニークなＵＭＡの名前や設定を考え、針金の骨組みに色の付いた樹脂粘土で肉付けした。 　南沼原小3年の半田真織さん（9）は、サクランボにちなんだＵＭＡを作り、「粘土の色を混ぜ合わせたり、立体にしたりするのが難しかった。想像して作るのが楽しかった」と話した。 　“捜索隊長”の後藤さんは子どもの頃から正体が分からない存在に引かれていたといい「次々に作品を作る子どもたちの想像力に驚いた」と満足げに笑った。 　今回のワークショップで作ったＵＭＡなどは、本紙の紙齢5万号プロジェクト特集号で紹介される。