なでしこジャパンがパリ五輪出場権をつかむ 女子サッカー出場10チームが決定し残すはアフリカの2枠
女子サッカー日本代表・なでしこジャパンは28日、パリ五輪出場権をかけたアジア最終予選第2戦で北朝鮮に2-1勝利し、パリへの切符をつかみました。 【画像】パリ五輪アジア最終予選から一夜明け、出国前に報道陣の取材に応じた長谷川唯選手 24日の第1戦では0-0の引き分けに終わり、出場権獲得には第2戦での勝利が必須。絶対に負けられない試合は、前半26分に高橋はな選手が先制ゴール。前半終了間際には同点弾をGK山下杏也加選手が見事に阻止し、1-0で折り返します。後半31分には藤野あおば選手が1点を追加。その後、北朝鮮にもゴールを許しましたが、リードを守り切りました。 パリオリンピック女子サッカーの出場枠はわずか12チーム。アフリカ、北中米カリブ海地域、南米、アジア、ヨーロッパに2枠ずつ、オセアニアと開催国に1枠ずつが与えられています。 29日時点では10チームの出場が決まっており、アジアからは日本と最終予選でウズベキスタンに2戦合計13-0と圧勝したオーストラリアが出場権を獲得。最多の4度のオリンピック優勝を誇るアメリカ、前回大会王者のカナダ、2016年優勝のドイツも出場権を獲得しています。 残るはアフリカの2枠。4月の上旬まで行われるパリの切符をかけた予選でが争われます。 ▽パリオリンピック出場決定チーム ※2月29日時点 ブラジル カナダ コロンビア フランス スペイン ドイツ ニュージーランド アメリカ 日本 オーストラリア