JR西日本 京都鉄道博物館 来年4月29日グランドオープンへ
JR西日本は18日、2016年春に開業するとしていた「京都鉄道博物館」(京都市下京区観喜寺町)」の開館日が来年4月29日と発表した。同館は「鉄道ファンをはじめ家族で楽しめる学びの場」をコンセプトに、地域の活性化や共生を目指していくという。
日本の近代化をけん引した53両の車両を展示
同社は同館の概要も発表した。それによると開館時間は午前10時~午後5時半、入館料金は一般で1200円、小・中学生は500円となっている。また、休館日は基本は毎週水曜日だが、春・夏休み期間中は水曜日も開館するという。 同館では、蒸気機関車から新幹線まで、日本の近代化をけん引した53両の車両を展示。展示車両を入れ替えできる引き込み線が館内に設置されており、来るたびに展示が変わっているという楽しみもできるのが大きな特長だ。 また、鉄道のしくみや安全に関する取り組みの紹介や、JR社員らとのふれあいによる仕事紹介もあり、家族で楽しめる鉄道スポットとなりそうだ。 同社は「鉄道を基軸とした事業活動を通じて、地域の活性化に貢献するというJR西日本グループの基本ミッションに鑑み、地域との共生を目指します」としている。