岡山県内公立高 一般入試始まる 55校、6400人挑む 5類移行に伴いマスクなしの受験生も
岡山県内の公立高55校で7日、一般入試が2日間の日程で始まった。初日は約6400人が5教科の学力検査に挑んだ。新型コロナウイルスの5類移行に伴い5年ぶりにマスクなしで臨む受験生の姿が見られた。8日は面接が行われる。 県立全日制50校には特別入試などの合格内定者を除く計5750人の募集に対して6263人が出願。平均競争率は1・09倍(前年度1・12倍)と3年ぶりに低下した。 操山高(岡山市中区浜)では、内部進学者を除いた163人の募集に200人が受けた。受験生は注意事項の説明を受けた後、緊張した面持ちで問題に向かった。午前中は国語、数学、社会が行われた。午後は英語と理科。 一般入試は定時制を含む県立51校と岡山、倉敷、玉野市立の4校で実施。朝日高(岡山市中区古京町)は例年通り国語、数学、英語で独自試験を課した。 合格発表は18日。病気欠席者らが対象の追試も18日で、定員に達しなかった高校は2次募集を行う。県教委は今回、受験生にマスクの着用を求めておらず、新型コロナ感染者のための再度の追試も行わない。